縷々る

 

 

思春期特有の病み期だと思っていたのが、疾患だったと気づいた時の哀しみは果てしなかった。

 

小学校の卒アルのプロフィールに性格の欄に[神経質]と書いてるわたし。絶対病んでる。

 

中学の卒アルは各クラスの子から名前連呼されてた。愛されていたなあ、気づいてなかった。

 

受験した公立校には落ちたけど行った高校が正解で、わたしにはよくあってた。

すきな人はできなかった、だってバカが中学時代に男性恐怖症へのきっかけ作ったんだもん。

 

まあ、中高って付き合っていたひとと友達以上恋人以上みたいな精神性でずっといたな。体の関係はない。

しかし、のちにネットストーカーになる。

 

なんやかんやで途中で転校した。ここの高校でも先生から特別扱い。まあ成績満点だったから。いい子の塊。帰りは街を散歩してひとりでゲーセン寄ってUFOキャッチャーでぬいぐるみ抱えて帰ってた。

 

そもそも持っていた自己肯定感は低いんだろうけど、まわりに恵まれて自分を否定することは実家を出てから少なくなった。

ただ歳を重ねるごとに病み方が変わっていった。

 

大学の講義中に寝てしまうこと。

座学でぐらぐら揺れてしまうこと。

声は聞こえているのに言葉として認識できなくなること。

急に目が霞んで字が読めなくなること。

外が怖くて家から出られなくなる日があること。

家から出て落ち着かないから歩き回ってしまうこと。

自分がしんどくなるのわかっててトラウマを想起させる本・漫画・映画を選択してしまうこと。

空腹なのに何を食べていいかわからなくなること。

 

計算なのか、素なのか自分でもわからなくなる。とりあえず今の自分の精神状態は最悪。

 

夜寝るのってこわいよね。

かといって誰かの横で眠れないけど。

 

 

憧れなのに、彼氏の家で一緒の布団で眠ること。

わたしにはかなわぬ夢。